平野啓一郎のヒューマンミステリー小説『本心』が映画化されます!
主演は、月9ドラマでも演技力が絶賛されていた池松壮亮さんです。
本記事では、本心の映画結末ネタバレを原作ネタバレを含めて紹介します。
原作を読んでない人の参考になれば幸いです!
気になる本心の映画での展開や結末と、原作とは終わり方が違ってくるのかを調査し予想していきます!
それでは早速結末ネタバレを確認していきましょう。
目次
本心の映画の結末ネタバレを予想!
本心の映画の結末ネタバレの予想をしていきたいと思います!
本心では、主人公・石川朔也が亡くなった母親をAIにより蘇らせます。
近未来の物語みたいだね
そんな本心では、大事な家族が蘇ることで主人公はどう変わっていくのか。
また、母親・秋子はどうして自由死を選んだのか…
気になるネタバレを予想していきます。
映画の結末ネタバレ予想①VFの母親を消す
結論:VFで作った母親を結末では消してしまうと予想!
主人公の石川朔也は、亡くなった母親のVFを作って蘇らせます。
突然母親がいなくなって喪失感や孤独感を埋めるためです。
しかし、その後母親の生前の友人である三好や、アバターデザイナーのイフィーなど出会いがあります。
そのことで生きる元気がなかった朔也は新たな人生を歩みだしていくのではないでしょうか!
その結果、もう母親(VF)の存在も必要なくなり、最期はきちんとお別れするのではないかと思います。
映画の結末ネタバレ予想②自由死の真相
朔也の母親・秋子はどうして自由死を選んだのでしょうか?
結論:結局本人は亡くなったので誰にもわからないと予想!
母親にそっくりなVFを作ったことで、生前には知らなかったことに気付いたり、新たな発見は出てくると思います。
しかし、どうして自由死を選んだ理由は簡単に他人に話すとも思えないので、自由死の理由(母親の本心)はわからずに終わるのではないかと思います。
本心の原作結末ラストをネタバレ
本心の映画の結末を予想してきましたが、こちらでは原作小説の結末ネタバレを紹介します。
母親をVFにより蘇らせた主人公・石川朔也はどのような結末を迎えるのか。
気になる結末をネタバレしていきます!
気になる原作のネタバレを見ていこう!
原作の結末ネタバレ①母親の自由死
2040年代初めの日本では、「自由死」が合法化されています。
半年ほど前に主人公・石川朔也の母親・秋子が「もう十分生きたから、富田先生と相談して、自由死の認可をもらったの」と朔也に告げますが、朔也は反対します。
(富田先生は医師で、医師は患者の自己決定権に基づき、人生に対する満足感等を考慮して自由死を認可する仕組みです。)
しかし、母親は後日、事故に遭って亡くなってしまいます。
仕事で母の最期に立ち会うことが出来ず、母親の選択に反対ばかりしていたことを後悔します。
とくに身体的不自由もなく、まだ70歳にもなっていない母がどうして自由死を望んだのか・・・
その『本心』を知りたいと朔也は考えるのです。
原作の結末ネタバレ②三好との出会い
この時代の日本では、AI(人工知能)とAR(添加現実)の技術の進歩により、死んだ人そっくりなVF(ヴァーチャル・フィギュア)が作り出されていました。
朔也はある企業に母親のVFの制作を依頼します。
故人のあらゆるデーター(写真、遺伝子情報、生活環境、友人の情報など)制作されるVF。
作り出されたVFは、容姿からしゃべり方まで母・秋子にそっくりでした。
秋子(VF)との生活が始まり、朔也は秋子が生前に働いていた同僚で仲が良かったという三好という女性の存在を知ります。
実際に三好に会うと、三好は自身の不遇な話と整形手術をしていることを朔也に伝え、2人は気持ちが通じ合います。
そして、三好が台風で住んでいた場所を無くしたことを知り、母親の使っていた部屋で一時的にホームシェアをすることを提案し、2人の共同生活がスタートしました。
原作の結末ネタバレ③イフィーとの出会い
朔也はリアル・アバターとして働いていました。
自らの体を依頼者の分身(アバター)として依頼者の望むとおりに疑似体験を担う仕事です。
ある日朔也が受けた依頼で、指示通り行動しても最後で急に辞めるように言われ、それを何度も繰り返すうちに、依頼者がリアル・アバターで遊んでいることに気が付きました。
終了時間後、依頼者の許可を得ずコンビニに向かう朔也は自分は仕事を解雇されると思っていました。
コンビニでレジに並んでいると、外国人の店員に対して差別的な発言をしている客が目に留まり、朔也は店員の前に出てその客に向かって「帰れ」を追い払いました。
その後リアル・アバターの仕事を辞めた朔也ですが、元の職場から朔也にリアル・アバターの依頼が殺到していると連絡が入ります。
驚きを隠せない朔也ですが、実は先日のコンビニでの出来事がインターネット上で反響を呼んでいたのです。
その中に世界的有名なアバターデザイナーイフィーがいました。
車椅子生活のイフィーは朔也の勇敢な行動に感動し、高額な報酬で専属のリアル・アバターとして依頼してきたのです。
イフィーの大ファンな三好からの後押しもあり、その後3人の交流が始まります。
イフィーが三好に好意を抱いていることを知った朔也は、自分の三好への気持ちにも気づきます。
しかし、同居人であるという誓いもあり、朔也はイフィーの気持ちを三好に伝え、2人は付き合うことになりました。
原作の結末ネタバレ④朔也の出生の秘密
そんな中、母・秋子が愛読していた小説家の藤原亮治と会うことになりました。
三好から秋子と藤原が過去に交際していたことを聞いた朔也は、藤原が父親ではないかと考えていました。
しかし実際は、2人が交際していたのは朔也が生まれた後でした。
秋子は震災で親しくなった女性と2人で子供を育てたいと考えるようになりました。
そこで第3者の男性の精子をもらい妊娠、出産をしたのですが、相手の女性は突然いなくなり秋子が1人で朔也を育てたことを聞きます。
藤原とは数年に渡って愛人関係にあっただけで実父ではありませんでした。
藤原から過去の母の話を聞き、母の人生を1人の女性の人生として見つめなおし、朔也が知りたいと願っていたよりも複雑で、100%母の本心を理解することは不可能だと気付きます。
そして自由死を望んでいた母の本心を探ることで、母が何を望んでいたのかに触れた朔也は、はじめてそこで母の『本心』と呼べるものに出会えたのでした。
原作の結末ネタバレ⑤朔也のその後
三好がイフィーと暮らすことになり、家を出た後、朔也はコンビニで助けた店員ティリと再会します。
そして、彼女を助けたことで日本に住む日本語も母国語も不自由な人たちに語学を教える非営利団体に関わりたいと考えるようになりました。
朔也はイフィーからのリアル・アバターの依頼を断り、福祉関係の勉強を始めるのでした。
本心の結末・終わり方ラストは映画と原作で違う?
本心の結末は映画と原作で違うのでしょうか。
結論:同じ結末を迎えると予想!
原作がとてもメッセージ性が強い作品なので、映画でも忠実に再現されると思います。
本心の結末ネタバレと原作の終わり方とラスト!まとめ
本心の映画の結末ネタバレと原作のラストを調査し紹介しました。
原作のネタバレを見ても、自由死を選んだ母親の本心は100%はわかることはできないという結末のようですね。
しかし、母親のVFを作ったことで新しい出会いや体験から朔也は成長していきます。
映画『本心』でも主人公・朔也が結末でどう変化しているのか期待したいです!